乾燥肌を改善し、しっとり肌を目指すスキンケアをご紹介。プチプラ商品8選
冬の時期の乾燥はもちろん、夏でもエアコンなどの影響で「お肌のカサつきがひどい…」と悩んでいる人も多いのでは無いでしょうか?今回はそんな人たちに、乾燥肌について詳しく見ていきたいと思います。肌が乾燥するとどうなるのか、乾燥肌、全身乾燥肌の特徴と原因、スキンケアでする外からの対策をご紹介します。プチプラなおすすめスキンケアアイテムもご紹介していますので、自分に合うものを見つけて乾燥肌対策をしましょう。
肌の乾燥がひどくなるとどうなるの?
冬の乾燥する時期だけでなく、エアコンなど空調の影響で、夏でも乾燥に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
乾燥肌とは、お肌の水分や皮脂が不足してうるおいがなくなってしまっている状態のこと。
肌つやがなくなり、カサカサしたりごわついたりして、「ドライスキン」とも呼ばれます。
私たちの皮膚には、外部からのさまざまな刺激から身体を守り、体内の水分の蒸発を防いでくれる「バリア機能」というものが備わっています。
このバリア機能は、何層にも積み重なった角質層と、その隙間を埋める「天然保湿因子」や「角質細胞間脂質」、そしてそれらの表面を「皮脂膜」が覆うことで成り立っています。
乾燥肌はこのバリア機能が低下することで、体内に十分な水分が保持できなくなり、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。
乾燥肌の特徴
乾燥肌の特徴はどのような症状があるのでしょうか?
乾燥肌といっても、それぞれの症状があります。
いくつか代表的な症状をご紹介します。
- かさつき、つっぱり
代表的な症状の特徴としては、洗顔後や水作業後のつっぱり感や身のかさつき。
全身どこでも起きますが、特に皮脂の分泌が少ないひじやすね、皮膚が薄い目や頬、口周辺などで多く見られます。
- かゆみ
乾燥肌の症状のひとつとして、「乾燥する季節やお風呂の後、寝ているときなどに身体がかゆくてたまらない」というのも乾燥肌の症状のひとつ。
バリア機能の低下により刺激を受けやすくなった皮膚が、体温の変化などのストレス刺激を感じることで、その異物を排除しようと脳が反応してかゆみが起きます。
- 皮剥け
皮がポロポロ剥けたり、白く粉をふいたようになったり。。
そのような症状も、乾燥肌が引き起こしている可能性があります。
バリア機能が低下したお肌は水分が不足し、肌表面の角層細胞がはがれやすい状態になります。
少しめくれた先端部分が粉ぶいているように見えたり、さらに進行すると皮が剥けてしまったりします。
- 乾皮症
皮剥けがひどくなってくると、うろこ状にひび割れが起きたり、赤みやかゆみが強く出ることがあります。
こうのような症状の場合「皮脂欠乏症」という病気の可能性もあります。
夜にかゆみで眠れないなど生活に影響を与えるぐらいひどいときは、皮膚科を受診しましょう。
乾燥肌の原因とは?
乾燥肌の主な原因は、お肌のバリア機能の低下です。
どのようなことが原因でバリア機能が低下してしまうのでしょうか?
- ターンオーバーの乱れ
皮膚は約28日間という周期で、古い角質から新しい角質へと入れ替わってバリア機能を維持しています。
このサイクルが「ターンオーバー」と呼ばれるものです。
しかしながら、生活リズムの乱れや紫外線などの刺激などから、このサイクルが早まったり遅れたりすることがあります。
そうなると新しい角質が成長しきらないうちに、古い角質と入れ替わってしまう場合があるのだそうです。
この未成熟な角質は形が崩れているため、バリア機能の役割を果たすことできていません。
- 湿度が低い
乾燥している空気は、肌から水分を奪ってしまいます。
さらに皮脂の量も減少させるので、バリア機能を低下させる原因のひとつにもなります。
冬の時期は特に乾燥する季節なので、より注意が必要になります。
また室内でも、エアコンの効いた部屋は空気がカラカラになります。
湿度の高い夏場でも冷房の効いた部屋に長時間いるときには、乾燥に注意する必要があります。
- 紫外線
紫外線は肌表面を覆って水分の蒸発を防いでいる皮脂膜を酸化させる働きがあり、それによってお肌のバリア機能は著しく低下します。
体内の水分の蒸発量が増え、皮膚はインナードライになり、最終的には乾燥肌になってしまいます。
さらに紫外線はターンオーバーを狂わせる働きもあるので、残念ながらお肌にとっていいことがありません。
- 生活習慣
睡眠不足、乱れた食生活、喫煙、ストレスなど、普段の何気ない習慣が、お肌の乾燥に大きく影響している場合もがあり、さまざまな肌トラブルの原因となることもあります。
特に、睡眠不足はターンオーバーの乱れや、睡眠時の皮膚再生にとても大切な成長ホルモンの分泌を妨げる原因のひとつになります。
食事においては、砂糖や糖分の摂りすぎは体の中で「糖化」という現象が起こり、コラーゲンが破壊されたり、肌を老化へと導くため肌の乾燥をさらに加速させると言われています。
砂糖を消化する際には、お肌の健康を維持するのに大切な栄養素であるビタミンB群が大量に使用されるので、乾燥肌が気になる人は、なるべく甘い物は控えめにしましょう。
- 病気
「アトピー皮膚炎」「手湿疹」「甲状腺機能異常」など、病気が原因で乾燥肌を引き起こすこともあります。
病気になる原因はそれぞれ違いがありますが、症状としてどれも環境由来による乾燥肌よりも、発疹やかゆみが強く出る傾向があるのだそうです。
- 加齢
加齢とともにバリア機能の役割をになっている「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」「皮脂」の量が減っていき、バリア機能を低下させます。
さらに、身体の水分量も若いときは約60%あったものが、高齢になると約50%と減少。
女性はお肌の水分保持やコラーゲンを増やす働きのある女性ホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」の分泌も加齢とともに減少してしまうので、高齢になるとより乾燥肌になりやすくなります。
- スキンケアの仕方
洗顔や入浴時にお肌を強い力で洗うと、角層が傷ついたり、必要な皮脂までも余計に洗い流したりして、お肌が乾燥しやすい状態になります。
熱いお湯でのすすぎも皮脂膜を洗い流し、バリア機能低下を引き起こす要因になります。
乾燥肌対策によいスキンケアは?
お肌からうるおいを逃がさないためにはどうしたらいいのでしょうか?乾燥肌にならないように対策をしていきましょう。
まずは、お肌を外側からケアする方法です。
乾燥肌はお肌のバリア機能がとても低下しているので、その機能を回復させることが第一です。
- お肌に刺激を与えない
汚れを落とすために、ナイロンタオルなどで強くゴシゴシこするのはNGです!
過剰な力はお肌から必要な皮脂や角質も取り除いて、保湿効果を低下させてしまいます。
たっぷりの泡で包み込むように、やさしく洗ってあげてくださいね。
- しっかり保湿
洗顔後やお風呂上りはお肌がうるおっているようで、実は角質層がふやけ、皮脂膜も流されていて乾燥しやすい状態になっています。
時間の経過とともに水分がどんどんと失われていくので、乾かないうちにしっかり保湿しましょう。
まずは、化粧水や美容液でお肌にしっかり水分を行き渡らせて、その水分が逃げないように乳液やクリームでたっぷりとふたをしてあげましょう。
- 紫外線対策
紫外線は季節や天気に関係なく、1年中降り注いでいます。
出掛けるときは日焼け止めクリーム、日傘、帽子等の紫外線対策をしっかりと行いましょう。
室内でも窓際などに長時間いるときは、油断せず対策を忘れずにしましょう。
- お部屋を加湿
冷暖房の効いたお部屋に長時間いる時は、加湿器などを使ってしっかり加湿をしましょう。
加湿器がない時は、濡れたタオルや洗濯物をお部屋に干しても良いでしょう。
60%程度の湿度を保つようにするのがポイントです。
乾燥肌を体質改善するには?
お肌の乾燥対策は、内側からのケアもとても大切です。
毎日できるところから少しずつやっていきましょう。
- 水分をしっかり摂る
身体に必要な水分はしっかり摂るようにしましょう。
スキンケアを頑張って外側から保湿しても、体内の水分が不足していては、せっかくのスキンケアも台無しになってしまいます。
人は1日に約2.5ℓの水分を、汗や尿などで失っています。
この量を補っていく必要がありますので、水分補給は常に心がけるようにしましょう。
喉が渇いてからだと、すでに水分が足りていない状態です。少量ずつこまめに飲むようにしましょうね。
- サプリメント
サプリメントで不足しがちな栄養を補うというのも、お肌には効果的です。
特に、ビタミンは欠かせない栄養素です。
主に摂りたいビタミンは、「ビタミンA」「ビタミンB2、B6」「ビタミンC」「ビタミンE」の4種類です。
ビタミンAは皮脂の分泌を整え、お肌のうるおいを守ってくれます。
ビタミンB2やB6はお肌の健康を維持してくれるビタミンで、細胞の再生を促し、なめらかで健康的なお肌に。
ビタミンCはお肌のハリや弾力、うるおいを保つコラーゲン生成を助け、乾燥から守ってくれます。
ビタミンEは強い抗酸化作用と、血行をよくする働きを備えているのが魅力的。
血流がよくなることで、全身の隅々まで酸素や栄養が行き渡るようになります。
- バランスの良い食事
不規則な生活は乾燥肌だけではなく、さまざまなお肌トラブルの原因になります。
栄養が偏った食生活で内臓の働きが弱ると、お肌はすぐに乾燥や肌荒れを引き起こしてしまいます。
体内の環境とお肌の関係は密接しています。
規則正しい生活、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
健康なお肌を保つのに必要な栄養素は、ビタミンの他に、肌を作る素となるたんぱく質や鉄分、新陳代謝を促す亜鉛などです。
- 漢方
漢方の中には、乾燥肌に効果のあるものも存在します。
その代表的な存在が「四物湯」といわれる漢方。
四物湯には、「ジュクジオウ」「シャクヤク」「センキョウ」「トウキ」という4つの生薬が配合されています。
これらには血を補ったり、血の巡りをよくする働きがあります。
漢方では、乾燥肌は「血虚」という、血が不足している状態で起こるとされています。
4種類の生薬が不足している血を補いながら、巡りをよくして全身に栄養を届けることで、肌にも栄養が行き渡り、乾燥肌が改善されると考えられています。
- 適度な運動
適度な運動は、乾燥肌にもいいことがあります。
激しい運動ではなく、ウォーキングやヨガなど軽い運動で酸素をたくさん体内に取り込むことで、血行がよくなり新陳代謝も活性化。
負荷が少ないほうが長く続けることができますし、気持ちよく行うことでストレス発散にも良いでしょう。
さらに、ほどよい筋肉がつくことで血液の巡りを助け、お肌を健康にしてくれます。
乾燥肌用スキンケアプチプラ商品おすすめ8選
- ちふれ 洗顔 フォーム しっとりタイプ
アミノ酸系洗浄成分配合。
クリーミーな泡で洗うやさしい使い心地の洗顔料です。
汚れをしっかり落としながらうるおいも残すので、しっとりなめらかな仕上がり。
- Dove モイスチャーミルククレンジング
こっくりミルクでやさしくメイク落とし。
乾燥肌の原因となるお肌の摩擦を最小限におさえながら、毛穴の奥までしっかり落とします。
美容成分も配合で洗いあがりもしっとり。
- 【医薬部外品】キュレル 潤浸保湿 フェイスクリーム
敏感肌の人や、赤ちゃんにも使える全身保湿クリームです。
潤浸保湿セラミド機能成分とユーカリエキスがお肌の奥深くまで浸透し、うるおいを与えます。
- ケアセラ APフェイス&ボディ乳液
皮膚科学研究から生まれた乳液。
バリア機能や水分保持機能を担う重要な成分「セラミドプラス」を贅沢に配合。
無香料、低刺激、弱酸性でお肌の弱い方にもおすすめ。
- 肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン液
極潤シリーズ最多7種類の、ヒアルロン酸配合の化粧水。
濃厚なとろみのテクスチャーで肌を包み、うるおいを長時間キープします。
- 【第2類医薬品】メンソレータム AD乳液b
3種類のかゆみ止め成分を配合。
乾燥によるかゆみをすばやく鎮め、さらにかゆみを起きにくくする肌へ直していきます。
お風呂上りやおやすみ前など、強いかゆみを伴う乾燥を感じたときにおすすめです。
- 菊正宗 日本酒のクリーム
純米吟醸酒を配合した菊正宗の日本酒クリーム。
4種類のアミノ酸と3種類のセラミド成分配合で、高保湿、美肌、抗炎症効果があります。
顔にも身体にも使える大容量のお得なクリームです。
- Skin mania セラミド 高保湿クリーム
「天然セラミド」「発酵セラミド」のWセラミド配合の濃密なクリームが、お肌のバリア機能をサポート。
乾燥から守り、うるおいのあるすこやかなお肌へ導きます。
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